ちがう いのちは闇の中のまたたく光だ(『世界樹の迷宮』リアルタイムプレイ日記72 到達階B25F)

さぁ、いよいよラスボスだ。
とりあえずまず様子見に挑戦。


扉を抜けると2画面ぶち抜きでラスボス登場。
っていうか、どういうフォルムなのか判別が付き難い
とにかく今までとは桁違いの演出でインパクトはあります。


長が戦闘前に色々と話していますが
まあ、予想してた通りの内容で
地球再生計画のために樹海を生んで
自分はそれを見守るために世界樹の力を取り込んだ、と。


で、秘密を知られたら生かしておけないし
街のためには世界樹の謎は謎のままじゃないといけないから
ここで死ね、と
そうおっしゃるわけですね。


えーっと、あの
イマイチ戦う理由がよく判りません。
# 世界樹の謎はわかりました、でも戦う動機に繋がりません。


レンとツスクルはどうやらこの世界樹の秘密を知ってるようだし
別に謎が知られたからって困ることじゃないような
何なら謎は謎としてそのまま秘密を共有というのもありでしょう。
街の繁栄だってそれでなくなるかどうかよく判らないし
地球再生計画だって、なんら邪魔する必要があるような計画じゃないんだし。


むしろ、ここでイキナリ世界樹の根源みたいなのを
ぶちのめしちゃっていいんでしょうか?
こっちのPTも考えなしに突っ込みすぎてる気もしますが
長も長で聞く耳持たないで喧嘩ふっかけてくるのもどうかと思います。


長が自分は神だとかも言ってますけど
現実問題で何かそう支配的な事をしてるわけじゃないし
ていうか街の反映とか細かく気にしてたりで
意外と世界樹と融合して地球再生以外での
特殊な能力とかはなしで小市民な感じ?


後、モリビトの謎も最後まで行けば語るとか言ってたのにさっぱりだったな。
他にはツスクルの言ってたレンのとらわれすぎてる過去とかも。


んー、どうもこの最後の処は、いきなり全部うっちゃった感じがありますね。


たぶん、実際はナウシカにあったような葛藤とか掛け合いとかがあって
長も墓所の主みたいに色々言ったり
端折られてるけど、プレイヤー側もなんか人体弄られてることが判明したりで
# そういえば、長は自分を旧世界の最後の生き残りの人間とか言ってたから
# やっぱ人間の質自体がなんか色々と変わったのかな。
なんやかやとあって、結局世界樹ごと長を破壊する事になった
とか色々あるんだろう、きっと。
その辺りは脳内で補完してくれって感じかな。


まあ、『世界樹の迷宮』に別に戦う理由とか
ダンジョン探索する理由なんて
一々くどくどいらないから適当でかまわないのは確かですが
それだけに下手に凝らないでもっとシンプルでもよかったような。
一応、世界を作るなら作るで、もっとスマートにできたかなぁ。


世界樹の謎は謎として、これで特に問題ないですが
もうちょっと動機付けは判りやすく単純で
とにかく戦うことをすんなり受け入れられるような感じなのがよかったですね。