ちなみに、執政院の長がいい感じで好みです。(『世界樹の迷宮』レビュー8 日向悠二とその他グラフィック)

今までのレビューは批評要素が強かったけど
今回のポイントは特にそういう類のものでもないので
どちらかというと感想を中心に。

日向悠二

ぶっちゃけ、
ゲームの大半を占めるダンジョン探索と戦闘に置いて
キャラクターのグラフィックとか忘れていることを
まずここに告白しておきます。


一応、戦闘中のコマンド入力する時に
キャラが表示されるんですが
デフォルメが強くライトな絵柄なので
キャラの見分けが一瞬でつくのは便利かなー、と思うくらい。
# リアルで渋めだと、みんな似通った感じになることもあるので。


個人的にはダンジョンも洞窟ではなく明るい感じなので
そんなに違和感はないしいいんじゃないでしょうか。

ダンジョン

ダンジョンRPGはダンジョンに延々と潜ってるので
ダンジョンの雰囲気は非常に大事なんですが
世界樹の迷宮』はその点では非常によいです。


綺麗で開放感のあるダンジョンですし
階層によっては神秘的であったりと
変化も充分あっていい雰囲気です。


同じ階層で似たような背景でも
微妙に違うパターンがそこそこあったりするのもグッド。


ただ第六階層は
安易で面白みに欠けるし
雰囲気がいいわけでもないので
ややマイナス。

モンスター

ちょっと微妙。
あんまりセンスが好みじゃないです。


同じ階層に出るモンスターの種類は少なくてもよかったから
モンスター事態のバリエーションはもっと欲しかったですね。


でも、意外と単なる野生生物みたいなのが
そのままでてくる感じなのは悪くないです。

その他。

キャンプ画面の背景が
ちゃんと場所や街の施設ごとに違うのは
凝ってていいのですが
何かのバイザーを通したかのようなのは
なんでなんでしょう。


マップの画像はドット数のせいもあるんでしょうが
一部のアイコンを置くと枠線と重なってしまい
線が引かれているのかどうかが
全体図だと判別付かなくなるのはちょっと困りました。


その他インターフェイス周りのデザインは
そこそこにクールでいい感じだと思います。


後、グラフィックからはやや外れるかもしれませんが
フォントはちょっと細かすぎかな。
その割りに漢字が多いので類推して判別はできますが
読み取るのは困難な文字も多い。